コンポストの表面に白カビ・青カビのようなものを見つけると驚くかもしれませんが、多くの場合は分解の過程で自然に見られる現象です。ここでは原因の見分け方と対処法を解説します。
カビが発生する主な原因
コンポストに生えるカビ(糸状菌)の多くは、有機物を分解する微生物の一種であり、それ自体が異常というわけではありません。ただし、次のような状態のときは特に発生しやすくなります。
カビが目立ちやすい状態
水分が多すぎる・通気が不足している・炭水化物や糖分の多い生ごみ(パン、果物など)が多い、といった条件が重なると、カビが目立ちやすくなります。分解が進む条件についてはコンポストの仕組み解説で詳しく解説しています。
対処法
1. しっかり混ぜて通気性を改善する
底からしっかり掘り返すように混ぜることで、酸素が全体に行き渡り、過度な水分・カビの発生を抑えられます。
2. 水分量を調整する
基材を「手でギュッと握って形が残るが、水が滴らない」程度(水分量50〜60%目安)に保つよう、乾いた新聞紙や基材を足して調整しましょう。
3. 通気性を高める基材を混ぜ込む
もみ殻を炭化させた資材は通気性を高め、過度な湿気がこもるのを防ぐ効果が期待できます。
通気性を高めてカビを予防する
通気性を改善する基材を混ぜ込むことで、過度な湿気やカビの発生を抑えやすくなります。

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危険なサインの見分け方
黒カビのように見えるものや、強い異臭を伴うカビが大量発生している場合は、管理状態が大きく崩れているサインです。一度中身をよくかき混ぜ、乾いた基材をしっかり足して数日様子を見てください。改善しない場合は、水分過多や生ごみの入れすぎが根本原因になっていることが多いです。悪臭全般への対処法は臭い対策・消臭方法で詳しく解説しています。
予防のためにできること
生ごみを入れるたびにしっかり覆土し、定期的に混ぜて空気を入れる習慣をつけることが、カビだけでなく虫・においのトラブル全般の予防につながります。基本の管理手順は作り方の完全マニュアルで確認できます。
よくある質問
白いふわふわしたカビは危険ですか?
カビが生えた堆肥は使わないほうがいいですか?
トラブルが続くなら、容器の見直しも一つの手
密閉性の高い容器や電動タイプに変えるだけで、虫・においの悩みが解消するケースもあります。
本記事は公的機関の発表資料やメーカー公式情報をもとにつちラボ編集部が作成しました。制度内容や商品仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。