コンポストがうまく分解が進まない、においが気になるといったトラブルの多くは、水分バランスの崩れが原因になっています。適切な水分量を保つことが、コンポストを長続きさせる一番のコツです。
適切な水分量の目安
一般的な目安は、基材を手で軽く握ったときに固まりができ、水がしたたり落ちない程度とされています。「よく絞ったスポンジ」くらいの湿り気をイメージすると分かりやすいです。乾燥しすぎても、水分が多すぎても、微生物の活動が鈍くなり分解が進みにくくなります。
水分が多すぎるときのサイン・対処法
水分過多のサイン
基材がドロドロしている、酸っぱいようなにおいがする、コバエが発生しやすくなっている場合は、水分が多すぎる可能性があります。新聞紙や段ボールを細かくちぎったもの、乾いた土やもみ殻くん炭などの炭素源を混ぜ込み、全体をよくかき混ぜて空気を含ませることで改善しやすくなります。
生ごみ自体に水分が多く含まれるため、投入前に軽く水気を切っておくことも効果的です。
水分が少なすぎるときのサイン・対処法
乾燥しすぎのサイン
基材がパサパサしていて握ってもまとまらない、分解のスピードが極端に遅い場合は、乾燥しすぎている可能性があります。霧吹きで少しずつ水を加えながら、全体をかき混ぜて様子を見てください。一度に大量の水を加えると今度は過多になるため、少量ずつ調整するのがポイントです。
天候・季節による影響
屋外設置の場合、梅雨時期は水分が多くなりやすく、乾燥する冬場は水分が不足しやすい傾向があります。雨が直接当たる場所に設置している場合は、簡単な屋根やカバーを用意すると、水分管理がしやすくなります。
水分調整とにおい対策は連動している
水分バランスが崩れると、においやコバエなどのトラブルにもつながりやすくなります。においが気になる場合はコンポストのにおい対策もあわせてご確認ください。日々の基本的な管理サイクルはコンポストの基本的な使い方で解説しています。
よくある質問
水分の目安はどれくらいですか?
毎日水分をチェックする必要がありますか?
作り方がわかったら、道具とトラブル対策も
必要な容器・基材をそろえ、つまずきやすい虫とにおいの対策を先に知っておくと失敗しにくくなります。
本記事は公的機関の発表資料やメーカー公式情報をもとにつちラボ編集部が作成しました。制度内容や商品仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。