種類・比較

EM(ボカシ)コンポストのやり方・メリットとデメリット

EM菌を使った「ボカシコンポスト」は、密閉容器の中で生ごみを発酵させる方式です。仕組みとやり方、メリット・デメリットを解説します。

「EM(ボカシ)コンポスト」は、EM菌(有用微生物群)を含む「ぼかし」という資材を使い、密閉容器の中で生ごみを発酵させる方式です。土を使わず、屋外スペースがなくても始めやすい方法として知られています。

EMボカシコンポストの仕組み

段ボールコンポストやキエーロが「分解」を目的とするのに対し、ボカシコンポストは生ごみを「発酵」させることが目的です。密閉容器に生ごみとEMぼかしを交互に重ねていくことで、乳酸菌や酵母などの働きにより発酵が進みます。発酵が完了した生ごみは、そのままでは堆肥として未完成のため、土に埋めてさらに2週間程度置く「二次発酵」の工程を経て、初めて堆肥として使える状態になります。

基本的なやり方

  1. 密閉容器に生ごみを入れる

    生ごみを容器の底に薄く敷き詰めます。

  2. EMぼかしをふりかける

    生ごみの表面にEMぼかしをまんべんなくふりかけます。

  3. 空気を抜いてしっかり密閉する

    容器いっぱいになるまでこの工程を繰り返し、密閉して発酵を待ちます。

  4. 発酵液をこまめに抜く

    容器の底に溜まる発酵液は、薄めて液肥として活用するか、こまめに抜き取ります。

  5. 満杯になったら土に埋めて二次発酵させる

    容器が満杯になったら、土に埋めて2週間ほど置き、二次発酵させてから堆肥として使います。

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メリット

室内でも始めやすい

密閉容器を使うため、虫が発生しにくく、屋外スペースがなくても室内やキッチン脇で運用できます。発酵にかかる期間も比較的短く、肉や魚などほかの方式では避けたい食材もある程度投入できる点が特徴です。

デメリット

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二次発酵の手間と発酵液の処理が必要

発酵が完了しても、そのままでは堆肥として使えず、土に埋めて二次発酵させる工程が別途必要です。庭やプランターがない場合、この工程の置き場所に困ることがあります。また発酵液をこまめに抜き取る手間もかかります。

密閉式・ミミズ式との違いが気になる方へ

EMボカシと似た密閉方式との違いは密閉式コンポストのおすすめと選び方、ミミズコンポストとの比較はミミズコンポスト vs EMボカシ どちらが自分に向いている?で詳しく解説しています。

よくある質問

ボカシコンポストは屋外に置く必要がありますか?
密閉容器を使うため、室内やキッチン脇でも運用しやすい方式です。ただし発酵時に液体(発酵液)が出るため、受け皿の準備は必要です。
発酵させた生ごみはそのまま土に埋めていいですか?
発酵直後はまだ分解が終わっていないため、土に埋めてから2週間程度置いてから使うのが一般的です。埋めた直後に植え付けると根を傷めることがあります。

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