種類・比較

ミミズコンポスト(バーミコンポスト)の作り方・飼い方講座

ミミズコンポスト(バーミコンポスト)は、シマミミズの力を借りて生ごみを分解する方式です。通常の微生物分解よりも短期間で良質な堆肥が得られる一方、生き物ならではの管理も必要です。

ミミズコンポスト(バーミコンポスト)は、シマミミズという種類のミミズに生ごみを食べてもらい、その糞(ミミズ糞)を良質な堆肥として活用する方式です。通常の微生物分解よりも短期間で栄養価の高い堆肥が得られるとされています。

ミミズコンポストの仕組み

生ごみをミミズが直接食べ、消化管の中で微生物と一緒に分解が進みます。排出されたミミズの糞は「ミミズ堆肥(バーミコンポスト)」と呼ばれ、通常のコンポストよりも植物の生育に良い栄養素を含むといわれています。仕組み自体は、ミミズの体内で微生物のはたらきが加速される点を除けば、コンポストの仕組み解説で紹介した好気性分解の延長線上にあります。

始め方の基本ステップ

  1. 容器を用意する

    通気性があり、底に水抜き穴のある専用容器か、フタに小さな穴を開けたプラスチック容器を使います。市販のミミズコンポストキットには容器・ミミズ・説明書がセットになっているものもあり、初めてでも始めやすいです。

  2. 寝床(ベッド材)を用意する

    新聞紙をちぎって湿らせたものや、ヤシガラ培地などを容器の底に敷き詰めます。厚さは10cm程度を目安にします。

  3. ミミズを入れる

    シマミミズを寝床の上に置きます。市販キットの場合は同梱されているミミズをそのまま使えます。

  4. 生ごみを少量ずつ与える

    最初は少量の野菜くずなどから与え、ミミズが増えてきたら徐々に量を増やしていきます。一度に大量の生ごみを入れると、分解が追いつかず腐敗の原因になります。

  5. 定期的に堆肥を収穫する

    数ヶ月に一度、下層にたまった黒っぽいミミズ糞を取り出し、上層の生きたミミズと寝床は残して繰り返し使います。

ミミズが苦手な食材

すべての生ごみをミミズが食べられるわけではありません。柑橘類の皮や玉ねぎ、にんにくなど刺激の強い食材、塩分・油分の多い食品、肉や魚は、ミミズが嫌がったり体調を崩す原因になったりするため避けるのが基本です。何を入れてよいかの一般的な基準は入れていいもの・悪いものリストも参考になります。

メリットとデメリット

メリット

分解のスピードが比較的速く、栄養価の高い堆肥が得られる。電気を使わず静かで、室内やベランダでも管理しやすい。

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デメリット

生き物を飼育する感覚が必要で、温度管理や与える食材の管理に気を配る必要がある。虫やミミズそのものが苦手な人には心理的なハードルがある。

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ミミズコンポストを始めるセット

容器・寝床・シマミミズがセットになった入門用キットなら、道具をひとつずつ揃える手間なく始められます。

みみずちゃんの家 ミミズコンポスト(光和商事)

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ミミズコンポスト(バーミコンポスト)入門セット

価格・在庫は変動します。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。

ミミズが苦手、あるいは生き物の世話に手間をかけたくない場合は、電動生ごみ処理機やキエーロなど別の方式のほうが向いています。方式ごとの違いはコンポストの種類を徹底比較で確認できます。

よくある質問

ミミズコンポストに使うミミズは、庭にいる普通のミミズでも良いですか?
コンポスト用にはシマミミズ(縞ミミズ)という種類が向いています。有機物を好んで食べる性質があり、市販のミミズコンポストキットにはあらかじめシマミミズがセットになっている場合が多いです。庭で見かける一般的なミミズとは種類が異なります。
ミミズが死んでしまうことはありますか?
真夏の直射日光や真冬の凍結など、極端な温度変化に弱い生き物です。屋外に置く場合は、夏は日陰、冬は室内や発泡スチロール容器などで保温するといった温度管理が必要になります。

タイプが決まったら、次は製品選びへ

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