コンポストの分解がなかなか進まないとき、水分・温度・攪拌といった基本の見直しに加えて、促進剤やEM菌(ぼかし)を活用する方法があります。
促進剤・EM菌でできること
促進剤やEM菌ぼかしは、微生物の数やバランスを補うことで、発酵の立ち上がりを助けたり、においを抑えたりする効果が期待できる資材です。米ぬかや糖蜜などをベースに、有用微生物を発酵させたものが多く流通しています。
まず基本の管理を見直す
促進剤を使っても分解が進まない場合、水分過多・過少や、攪拌不足など基本的な管理に原因があるケースが多くみられます。促進剤に頼る前に、まずは日々の管理を見直すことをおすすめします。原因の切り分け方はコンポストが発酵しない・温度が上がらない原因と対策で解説しています。
EM菌ぼかしを使った密閉発酵という方式
EM菌ぼかしを使う代表的な方法が、密閉容器の中で生ごみとぼかしを交互に重ね、乳酸発酵させる「EMボカシ方式」です。促進剤を単体で使うのではなく、この方式自体がぼかしの活用を前提に設計されています。詳しい手順はEMボカシ方式のやり方と特徴・普通のコンポストとの違いで紹介しています。
促進剤を選ぶときのポイント
促進剤を選ぶ際は、使用しているコンポストの方式(段ボール式・密閉式・電動式など)に対応しているかを確認しましょう。製品によって、粉末タイプ・液体タイプなど形状もさまざまです。パッケージの使用量・使い方の記載に従って使用することが基本です。
促進剤なしでも分解は進む
促進剤やEM菌はあくまで補助的な資材であり、必須ではありません。適切な水分量・温度・攪拌の管理ができていれば、促進剤なしでも微生物は自然に働き、分解は進んでいきます。コンポストの種類ごとの特徴はコンポストの種類を徹底比較!自分に合うタイプの選び方【全7方式】で比較しています。
よくある質問
促進剤を入れれば必ず早く分解しますか?
促進剤とEM菌ぼかしは同じものですか?
タイプが決まったら、次は製品選びへ
住環境と家族人数に合う製品を絞り込み、購入前に自治体の補助金も確認しておくと出費を抑えられます。
本記事は公的機関の発表資料やメーカー公式情報をもとにつちラボ編集部が作成しました。制度内容や商品仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。